音楽探偵バッハとは

はじめに

七国プランニング × フレンテホール

「音楽探偵バッハの事件録」は七国プランニングが企画し、
フレンテホールが制作(プロデュース)を行っています。

公演概要
 














 「音楽探偵バッハの事件録」は、クラシック音楽をいつもと は違った角度で楽しめる劇場公演です。公演内容は、クラシックの作曲やある曲をテーマに、ミステリー風の物語が進行し、前半の最後にクラシック音楽にまつわる”謎”が提示されます。ここからは観客の皆さん自らが探偵となって実際に謎を解いていただきます。そして後半は謎の解説があり、物語はフィナーレを迎えます。その後物語にまつわるクラシック音楽をコンサートとしてじっくり聞いていただくという趣向です。
 物語の中に、作曲家や曲にまつわるエピソードがたくさん盛り込んであり、それが謎にも結びついていますので、参加した皆さんはドキドキしながら、知らず知らずのうちにクラシック音楽に触れ、楽しんでいただけるのです。最後のコンサートを聴くときにはしっかりと曲に対する予習ができていますので、興味をもって聞いていただけるはず。
 クラシック音楽、演劇、そして謎解きがミックスされた全く新しいエンターテイメント「音楽探偵バッハの事件録」を是非お楽しみください。

公演コンセプト

子どもたち、そして大人たちに“クラシック音楽は楽しい”ということを心から感じて欲しい。
 そういう想いを込めて「音楽探偵バッハ」の制作に取り組んでいます。クラシック音楽は、難しいというイメージが先行してしまい、聞く機会のない人にとってはハードルの高い音楽となってしまっています。しかし、そんなことはありません。クラシック音楽はCMや映画などでたくさん使用されているだけでなく、現在のポップス音楽の源流であり、至る所に溢れているのです。
 また、クラシック音楽は、国の歴史、文化、風習など、実に奥深く知的で面白い背景が広がっています。そこで、そうした多様な情報を物語の中にぎゅっと詰め込み、それを謎解きに昇華し、お客様には能動的に楽しんでいただく。そしてその体験こそが、クラシック音楽に興味をもってもらうきっかけとなり、やがて好きになっていただくための第一歩だと考えます。
公演の流れ①<前半> 約30分
 
 



 オープニングの演奏の後、音楽探偵バッハの登場。
 物語が始まります。





映像を使用し、物語に自然に没入できるよう、工夫しています。
BGMの音楽も全て生演奏。前半の最後で、“謎”の提示がされます。
公演の流れ②<謎解きタイム> 約45分~60分

物語の中で提示された謎を観客の皆さんに解いていただきます。
ヒントは、ホールのロビーなどに掲示されたり、舞台の映像に現れたりします。
全ての謎が解けたら受付へ。解けた方にはクリアカードを差し上げています。
謎解きタイムは、公演によって様々な趣向を凝らしています。
公演の流れ③<後半> 約45分

後半は、丁寧に謎の解説をし、その後、物語はフィナーレを迎えます。

物語が終わった後、物語で語られた曲を中心に、ピアノコンサート(15分程度)を行います。
 
出演者プロフィール
(右)村山裕希(むらやま・ひろき)/音楽探偵バッハ
学生時代に、公演芸術集団dracom(ドラカン)の前身となる、劇団ドラマティック・カンパニー結成に参加。以来、俳優として集団の作品に出演。これまでにフェスティバル/トーキョーやKYOTO EXPERIMENTなど、国際的なアートフェスティバルに参加。サウンド・ライブ・トーキョーではカナダのカンパニーとコラボレーションで作品づくりを行なった。また2017年にはドイツにて初の海外公演も経験。客演としては、桃園会「のにさくはな」、baghdad café「キンセアニェーラ」、遊劇体#58「鳥笛」「公孫樹下」、能×現代演劇#03「韋駄天」、演劇EXPO2018などに出演。
 
(左)城村奈都子(しろむら・なつこ)/セバスチャン
武庫川女子大学音楽学部卒業後、同大学専攻科修了。兵庫教育大学大学院修士課程修了。在学中より演奏活動を行い、丹波の森国際音楽祭“シューベルティアーデたんば”には毎年出演し2015年度シンボルアーティストを務めるなど、主に伴奏室内楽の分野で活躍。2018年6月には兵庫県立芸術文化センター小ホールにて初リサイタルを開催し好評を博した。また、絵本オペラカンパ二ー“おぺろん”のメンバーとして各地の小学校幼稚園で150公演以上を重ねるなど、アウトリーチにも力を注いでいる。現在、武庫川女子大学音楽学部伴奏助手、同大学附属中高非常勤講師。関西フィル合唱団、大阪バッハ合唱団、西宮中央合唱団伴奏ピアニスト。